映画

フェデリコという不思議な存在

『特別な一日』などで知られるエットレ・スコーラ監督に寄る フェリーニとの思い出と 彼へのオマージュ フェリーニは 不眠症だったようで 夜のローマと 夜の人々を 愛してたようです。 監督椅子にすわり 海をみているフェリーニ この写真をみただけで 思い出…

水族館

江ノ島水族館 紫陽花は終わってた 残念・・・ ウッディ・アレンの 都会のアリス 水族館のシーンいいんだよな どなたかのブログを みてたら ラジオディズは アマルコルド ギター弾きの恋は 道 アリスは 魂のジュリエッタ と あった すごい〜

セッション

名門校シェイファー音楽院で プロのジャズドラマーを目指す ニーマンと鬼のような教師フレッチャーの物語 さまざまな予測不可能なことが起こり サスペンスのようにドキドキ感 一体この先生は 本当に音楽を解ってるのか ドラマーに何を 要求してるのか バード…

パプーシャの黒い瞳

ジプシーという閉鎖的な社会で 詩人として知られる プロニスワヴァ・ヴァイスの物語。 ・・・すべてのジプシーよ わたしのもとへおいで はしっておいで大きな焚火が輝く森へ すべてのものに 陽の光が降り注ぐ森へ 生きる喜びに満ちた胸をうつ詩だ。 しかし …

妻への旅路

1970年代の文化大革命をはさんで 20年ぶりに再会する 家族の再生の物語。妻は病で記憶を失い 夫を認識できない。 才能ある娘はバレーをやめている。インテリの夫は長い労働でやはり 傷ついている。他にも方法はあっただろうが 三人が妻の病気につまり …

シェフ 三ツ星フードトラック始めました

食に関する映画は好きで 色々見たけれど ラテンのリズムのりのりで 作り食べる キュウバサンドウイッチや テキサス風バーベキュウは なかったな と思う。 ジュウジュウいう豚肉から したたる肉汁や とろとろに 引っ張り合うチーズがたまらなく おいしそう。 …

ジミー、野を駆ける伝説

1930年代のアイルランド 旧態のキリスト教と 誠実に働こう喜びのために働こう と立ち上がったジミーと仲間たちの戦いの物語です 新しい歴史の一ページは いつも情熱と勇気をもった 若者たちで作られる そして それがどうして こんなにも胸を打つのか 自…

big eyes

絵に描かれたサイン その真実にせまるサスペンスタッチで 始まるおもしろい映画でした。 いち絵画ファンとしては サインにはあまり興味がないけれど big eyes の子供たちには 単純に魅了される。 心の中の哀しみ ピュアな存在の哀しみが 想いだされる。 60…

アルゲリッチ、私こそ音楽!

原題が bloody daughter。どちらかというとアルゲリッチ家の歴史であり 監督で アルゲリッチの三女ステファニーさんの半生だとおもう。 小さいころから母の演奏会に同行し 夜汽車からみた月や窓ガラスを つたう雨 風のささやきが胸をうつ。 マルタ・アルゲリ…

大人は判ってくれない

家庭にも学校にも感化院にも 居場所がみつからない しかし映画が大好きなアントワーヌ少年 トリフォーの半自伝的映画 「パリはわれらのもの」「不良少女モニカ」など映画マニアには たまらないショットがたくさん そしてシックなパリの町 あれはサビニャック…

緑色の部屋

棺に横たわる友人の妻を前に 死者よみがえらせるのは愛だけだ、 というジュリアン(f.トリフォー) ジュリアンも妻を亡くし 緑色の部屋で祈る日々。 全編 死と愛についての考察といってもいいくらい 台詞が深い。 そして セシリア(n.バイ)との恋と祭壇作り…

イヴ・サンローラン

サンローランのドレスにもファッションにも あまり縁がありませんが 彼が二十歳の時 おふざけで書いていたという絵本『おてんばルル』を 持っていたので 興味があって行ってきました。 ルルは黒いタイツに真っ赤なドレスとカンカン帽いたずら好きでエロチッ…

ローマ環状線、めぐりゆく人生

母を思いながら仕事する救急隊員、没落貴族、うなぎ漁師、木の音を聞く人 、老いた父とその娘、バイセクシャルな車生活者など 落ちこぼれた といってもいい人たちを詩的に映し出すジャンフランコ・ロージ 監督のまなざしと力量に驚く。 そして時々まじるロー…

Le Ballon rouge

絶品!