2014-08-22 ローマ環状線、めぐりゆく人生 映画 母を思いながら仕事する救急隊員、没落貴族、うなぎ漁師、木の音を聞く人 、老いた父とその娘、バイセクシャルな車生活者など 落ちこぼれた といってもいい人たちを詩的に映し出すジャンフランコ・ロージ 監督のまなざしと力量に驚く。 そして時々まじるローマの環状線を100kでドライブしてるような カメラワーク。未来都市のよう。 そのバランスが今なのかも。 ラストは木の害虫がアップで映し出される。 生きるということ。 やさしいまなざしの映画でした。