2013-01-01から1年間の記事一覧

もみの木

絵本ノートから 76

ウルスリのすず ゼリーナ・ヘンツ アロワ・カリジェ ・・・さあ、鈴の行列がやってきます 先頭にいるのは だれかしら? ばんざい! ちいさいウルスリです リンラン リンラン・・・ ふかい森 せまい橋を通り雪道を 山小屋へ おおきな鈴を取りに行くウイリス …

絵本ノートから 75

てぶくろ ウクライナ民話 エウゲーニ・M・ラチョフ ・・・くいしんぼうねずみと ぴょんぴょんがえると はやあしうさぎ。あなたは? おしゃれぎつねよ。 わたしも いれて 次々に動物たちが やってきて てぶくろの中に 住み着いてしまう。 ぎゅうぎゅうに詰め…

Le Ballon rouge

絵本ノートから 74

悲しい本 マイケル・ローゼン クェンティン・ブレイク ・・・なぜ悲しいのか 理由が わからないときもある エディが なくなったせいでもない ママが いなくなったせいでもない ただそうなのだ SAD BOOK 最愛の息子を亡くした父親の悲しみ ボロボロになり も…

絵本ノートから 73

ねむりひめ フェリクス・ホフマン ・・・ひめが あんまり きれいなので おうじは めをそらすことができませんでした。 おうじは みをかがめて ひめに きすをしました。 グリム童話ですが 猫の本でもあります ホフマンが 猫好きの娘のために猫を描いてます プ…

絵本ノートから 72

大きな木のような人 いせひでこ ・・・400歳のアカシアの木だ 天使のはね? それも木だよ 300万年前の 木の化石だ 舞台はパリの植物園 たくさんの植物が カンパニュラ モルセラ カボチャ モミ エンドウ トマト ヒマワリなどなど あたたかく やわらかな…

絵本ノートから 71

十月のみずうみ シンシア・ライラント ・・・十月になりますと ブルーヒルの町はどっちをむいても それはうつくしい だれもが楽しい気持ちですごさずには いられません。 どこの家にいっても ストーブのうえのおなべに リンゴがぐつぐつにえていて・・・ 先…

絵本ノートから 70

マドレーヌと ローマのねこたち J.ベーメルマンス・マルシアーノ ・・・パリの つたのからまる ふるいやしきから 12にんの おんなのこたちが 2れつになって でかけます くらく しめったパリをはなれて やってきたのは はるのローマです 12人の女の子とミス…

絵本ノートから 69

はまべには いしがいっぱい レオ・レオニ ・・・ふつうの いしがおおいけど みたこともない ふしぎないしもある かずを おしえてくれるいし そして すてきなかおの いし あなたも もっといろんないしを さがしに はまべへ きませんか? 浜辺の石 ひとつひと…

絵本ノートから 68

ことば アン・ランド&ポール・ランド ・・・ことば? 何だとおもう? かんがえてることを ちゃんといい あらわすもの。 それがことば ポール・ランドさんは グラフィックデザイナー 遊び心いっぱいの絵本 この絵のはさみの入れ方 どこか俳句に似ていると思…

絵本ノートから 67

オットー 戦火をくぐったテディベア トミー・ウンゲラー ・・・ぼくは ドイツにある小さな工場で 生まれました 体に針が通され ぬいあわされたときの感じは 今でも おぼえています ドイツに生まれた テディベアの話 戦争の時代に 翻弄されるテディベアは ト…

絶品!

絵本ノートから 66

かげ スージー・リー パチッ! 電気をつける音です。 それから絵本を 半回転させます。 上から光が さすように。 物置部屋で 女の子がひとり かげと遊んでいます 遊びに夢中になってるうちに かげの部分に入り込んできて 現実とファンタジーが いつのまにか…

絵本ノートから 65

なみ スージー・リー 横長(31cm×18.5)の絵本です。広い海です。 ページをめくると 見開きいっぱい 真ん中にひかれた線は 地平線 右のページは 海そして波 左は砂浜と女の子 色は黒と水色の二色のみ 波の動きが鮮やかです 言葉がない分 潮騒の音や海鳥…

7月のあみぐるみ

スプレーくん

絵本ノートから 64

テディ・ベアの おいしゃさん ガブリエル・バンサン ・・・この耳 ぐらぐらだね それに おまえは目かい ベットの上にテディ・ベアがあると さまになるなぁと思い お気に入りの一体を探してるうちに すっかり魅せられた。 友人には テディ・ベアはいいけど 話…

もらい泣き

絵本ノートから 63

サリーのこけももつみ ロバート・マックロスキー ・・・こぐまと サリーのおかあさん サリーと おかあさんぐまは こけももやまの こけもものしげみのあいだで すっかり あいてを とりちがえてしまいました マックロスキーの絵は 1950年代 60年代のハリウッド…

絵本ノートから 62

熊とにんげん ライナー・チムニク ・・・あるとき ひとりの男がいた 男は 熊をいっとう つれていた どこからきたのか男は いおうとしなかったし なんという 名まえなのか だれにもわからなかった 村から村へ旅する 旅芸人の熊おじさんと 熊のメドーウィチ 詩…

5月のあみぐるみ

ヨセミテ公園の こぐまちゃんたちに捧ぐ!

絵本ノートから 61

ぼくを探しに シルヴァスタイン ・・・一人ゆっくりころがっていく ぼくはかけらを探してる 足りないかけらをさがしてる ラッタッタ さあいくぞ the missing piece 作者であるシルヴァスタインは当時 居場所がわからずヒッピーの ようだったようです この絵…

絵本ノートから 60

海のおばけ オーリー M.H.エッツ ・・・オーリーには そのことばが わかりました そうだ おかあさんのいる海へ いくんだ! オーリーは 飼育がかりの手をなめると 水にもぐって みえなくなりました おかあさんと はぐれたアザラシのあかちゃんオーリーが ミシ…

絵本ノートから 59

チャーリー・ブラウン なぜなんだい? ともだちが おもい病気になったとき c.m シュルツ ・・・「どうして、チャーリー・ブラウン、なぜなんだろう?」 チャーリー・ブラウンは こたえませんでした。 ライナスは ゆっくり あるいていきました。 ピーナッツのコ…

散歩日和

隅田川と向島 下町の 不思議なモニュメント 隅田川 スカイツリーと桜 鳩の街通り 古民家カフェ こぐま ひよこ豆のカレー おいしかった 向島百花園

絵本ノートから 58

もりのなか マリー・ホール・エッツ ・・・ぼくは かみの ぼうしを かぶり、 あたらしい らっぱを もって、 もりへ さんぽに でかけました ・・・それから “はんかちおとし”を ひとまわり しました それから “ろんどんばし おちた”も やりました エッツの森…

絵本ノートから 57

わたしと あそんで マリー・ホール・エッツ play with me ・・・わたしがそのまま おとをたてずに じっとしていると だあれも だあれも もう こわがって にげたりは しませんでした そのとき しかの あかちゃんが一ぴき しげみの なかから かおを だして わ…

絵本ノートから 56

犬のルーカス 山本 容子 ・・・ベルリンでは こげ茶色の皮に金色の ウシのマークの ついたものを 買った パリで手にいれた エメラルドグリーンの首わは 茶色いルーカスの毛なみを うつくしくひきたててくれた ニューヨークの店で買ったグレイの安ものは・・…

絵本ノートから 55

The Sleepy Little Lion margaret wise brown & Ylla ... He began to yawn、and he yawned and he yawned And he YAWNED and he YAWNED and HE YAWNED and the fell asleep, ページをめくるたびに あらわれる眠たげなライオン こちらも眠りにさそわわれます…

2月の編み物

なんだか 春の予感 花のベルト