絵本ノートから 59

 チャーリー・ブラウン
        なぜなんだい?

   ともだちが おもい病気になったとき

          c.m シュルツ


  ・・・「どうして、チャーリー・ブラウン、なぜなんだろう?」

  チャーリー・ブラウンは こたえませんでした。

  ライナスは ゆっくり あるいていきました。



   ピーナッツのコミックのおもしろさと かわいさに はまって

   20冊くらい集まってしまった

   スヌーピーは犬だから ワン!としか言えないのだが

   ふきだしに印される 心の声がユーモアと機知にとんでいる

   不思議な犬だ

   この本は そんなピーナッツの仲間 ライナスと白血病

   おかされた友だちジャニスのお話

   小さい心を 痛めてるのがせつないが クリスマスや 友だちとの

   けんかなど アメリカのこどもの文化も 印されている

   ラスト ライナスとジャニスが ぶらんこで遊んでる場面では

   目がうるうるする

   アメリカのがん協会や 聖路加の先生や

   すぐれた子供の本の後には すぐれた大人がいることを

   忘れたくない