big eyes

  絵に描かれたサイン その真実にせまるサスペンスタッチで
 
 始まるおもしろい映画でした。

 いち絵画ファンとしては サインにはあまり興味がないけれど

 big eyes の子供たちには 単純に魅了される。

 心の中の哀しみ ピュアな存在の哀しみが 想いだされる。

 60年代は 女性の地位が低く大変な時代だったとしても

 才能があり また手に技術ある人は いつでも強く

 真実はまっすぐだと 思う。

 

 マーガレット・キーンが エイミー・アダムスが絵について

 語る時の表情が 純粋でいいなと思う。

 たとえば モジリアーニのラインが好きだ とか

 目は心の窓だ とか 私が絵という方法以外で表せない

 私自身の深い感情そのもの とか

 美しい人だと思う。映画のラストは 清々した。