読書ノートから 6
うほほいシネクラブ
内田 樹
盛りだくさんの内容で どこから書いたら良いかわからない、が・・・
著者が「大人になれよ」と背中を押され 大きく影響を受けた
小津安二郎断想は21ページにわたって書いてます。
・・・
「あなたはこの映画をつうじて何を訴えたいのですか?」と聞かれたら
「べつに」と答えるひと。
こういう人の映画を観ましょう。
・・・ハリウッド・バカ映画について
それらの娯楽映画を分析的に見ると、すべての
ファクターがある種の「数理的秩序」に類するものに
従って整然と配列されていることがわかる。
私が一番興味深かった部分は映画『いつか眠りにつく前に』
…僕たちは夢から逃れて「現実の中に逃避する」
そうか、そんな逆の考えもあるかな。
「怒涛の187本! 圧巻の400頁!!」
でした。