スポットライト 世紀のスクープ


 カトリック教会のスキャンダル 児童への性的虐待を暴いた

 ボストン・グローブ紙≪スポットライト≫記者たちの話である。

 そんなことが 世界中でおこっていて それを隠ぺいしていた

 カトリック教会そのものに まず驚く。

 
 わずか6人のチームで このスキャンダルを暴いていく。

 展開がスピーディで 胸に響く言葉がいっぱいだ。

 アカデミー賞で 作品賞と脚本賞受賞

 
 記事にした責任は誰がとるか?

 では 記事にしない場合の責任は?

 ガツンとくる。

 
 教会といっしょに この街を住みよい街にしていこう

 の誘いに 新聞社は stand alon の答えに

 グッとくる。

 
 アメリカの カトリックの複雑な社会は

 あまりにも自分とはかけ離れてはいるが

 ジャーナリズムのもつ力 ペンの確かさ

 そんなものを感じた。

 久しぶりにガツンとくる映画を観て さわやかな風に

 吹かれて 家路をいそいだ。