絵本ノートから 13
しろいゆき
あかるいゆき
by アルビン・トレッセルト&ロジャー・デュボワザン
・・・しもが まどガラスに こっそりと しだのもようを
かきました。
そして みんなが すっかり ねしずまったころ
ゆきは おともなくやんで たくさんのほしが
よるを いろどります。
white snow bright snow
ひとひら ふたひら 粉ゆきがふりはじめ
つもり それが氷つき やがて とけだす春までの日々を
人々の生活とともに えがいた 絵本。
・・・こどもたちは ゆきのつもった やねのしたの
きもちのいいベットで ゆきのいえや ゆきだるまのゆめを
みています。
ことばは 美しい詩のようで グレーの空は 都会的で
どこか あたたかい。
bright という単語がいい。
きらきらひかる ゆきと希望と大きな自然 です。
わたしは 雪国うまれのせいか センチメンタルな気持ちで
冬のあいだ 何度か読み返す おきにいりの一冊です。