ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男

 
 アントワープ出身のファッション・デザイナー ドリス・v・ノッテン

 のドキュメンタリー映画

 インタビューに答える言葉が印象的だ。

 タイムレスな服 主役は自分という服 まずストーリーを考える

 ファッションという言葉は嫌い etc.


 世界中から集められた布のサンプルを何度も何度も重ね合わせ

 自分の世界を作り上げていく作業には気が遠くなる。

 様々なもの 夢と現実 未来と今 光と影 そんな相反するものを

 ぶつける。そしてインドの布に特に惹かれてる様だ。


 すばらしい庭園のある家「ザ・リンゲンホフ」

 花や美術品 料理 犬 とにかく美しい。


 自身のコレクションでは 美しさで感動させる、

 そんなふうにも言っていた。


 なんだかとても感動した。ドリス・v・ノッテンの人間の魅力だと思う。

 時代や商業主義に惑わされない強さ、潔さかもしない。