ブルックリン


 1950年代 故郷アイルランドアメリカ、ブルックリンを

 生きる青春の物語

 主人公のエイリシュは 繊細で聡明で秘めた力強さを持っている 
 魅力的な女性だし 姉 恋人のトニー、そしてジム 仕事の上司 牧師・・

 どの人たちも それぞれ個性的で魅力的だ

 
 映画ファンには うれしい 「静かなる男」や「雨に歌えば」の話も

 出てくる。野球ファンにもニンマリする ブルックリン・ドジャース

 ヤンキースの話も。

 アメリカの歴史でもあり移民たちの歴史、ハリウッドの歴史でもある。

 ファションも目が離せない。アイルランドのニットがさらりと

 着られている。


 やはり 生きること、愛することのすばらしさ・・・でしょうか。

 時代はどうあれ 国がどうあれ 生きていくこと


 そして 何かを選ぶことは 何かを選ばないこと

 そんな厳しさをも織り込んだ映画でした。