ブルックリン
生きる青春の物語
主人公のエイリシュは 繊細で聡明で秘めた力強さを持っている
魅力的な女性だし 姉 恋人のトニー、そしてジム 仕事の上司 牧師・・
どの人たちも それぞれ個性的で魅力的だ
映画ファンには うれしい 「静かなる男」や「雨に歌えば」の話も
出てくる。野球ファンにもニンマリする ブルックリン・ドジャースや
ヤンキースの話も。
アメリカの歴史でもあり移民たちの歴史、ハリウッドの歴史でもある。
ファションも目が離せない。アイルランドのニットがさらりと
着られている。
やはり 生きること、愛することのすばらしさ・・・でしょうか。
時代はどうあれ 国がどうあれ 生きていくこと
そして 何かを選ぶことは 何かを選ばないこと
そんな厳しさをも織り込んだ映画でした。