絵本ノートから 54

 かいじゅうたちのいるところ

     モーリス・センダック


 ・・・マックスを かいじゅうたちの おうさまにした

    「では みなのもの」マックスは おおごえを はりあげた

    「かいじゅうおどりを はじめよう!」



   あまりにも 有名かつ大切な一冊

   伝説の編集者 ノードスロムが「ジャズ・カントリー」の作者

   ナットヘントフに あてた手紙から

   
   ・・・多くの本は 外的から描いていますが この絵本は

   内面から描いています

   子供は怒り 愛 憎しみといった強い感情を持っていること

   そうした感情を経て いちばん愛してくれる人のもとへ

   たどりつく